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哲 理 館

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≪陽明の易②≫

 

【易是問諸天】伝習録より

易について、朱子のように卜筮を中心とするべきか、程伊川のように理を中心とすべきかを問われたとき、陽明は次のように答えた。
「易を立てることは、理を見極めるものであり、理も易を立てることによって見極められるのだ。
天下の理のなかで、易の卜筮によって見極められる以上に大きい物はない。」
後世の人たちは、易を占った時の卦の上のみのできごととしてしか見ないために、卜筮を小手先の技にすぎないと勘違いをしている。
現代の師弟の質疑応答や《「中庸」に説いている》「博く学んで、審らかに問い直してみて、慎み深く慎重に考えて、明らかに弁別して、篤実に実行する」などでのべられていることは、実はすべて易の占筮と同じことなのである。 つまり、易を立てるということは、自分ひとりでは疑いや迷いを払拭できない場合に、自分の心を神明にすること以外のなにものでもないのだ。
易とは、天に判断を請うことである。 人は疑いを持ったとき、自分自身の判断力を信じられないから、易によって天に問いかけるのである。 人間の心は、変動してやまないが、天には作為やごまかしが入る余地がないからである。